No 7 代表:茂木一孝

分担研究者:石原淳子、山本純平、荒田明香、永澤美保、廣田祐士、竹田志郎、内山淳平、守口徹、小手森綾香、原馬明子

細菌叢クロストークに着目したイヌとの共生によるヒト健康促進機序の解明 イヌからヒトへ伝播する有用なノマド細菌を特定するとともに、イヌとの共生が細菌を介してヒトの健康、特にメンタルヘルスを促進するメカニズムを明らかにする。また前向きコホート研究への参加やイヌとの共生がヒト健康に及ぼす影響を調べた既存研究のメタ解析を通じてイヌとの共生とヒト健康のエビデンスを示し、今後のコホート研究でのスタンダードとなるような動物共生の適切かつ効率的な曝露評価方法の開発を目指す。

麻布大学 ヒトと動物の共生科学センター Center for Human and Animal Symbiosis Science

麻布大学では、文部科学省私立大学ブランディング事業にて「動物共生科学の創生による、ヒト健康社会の実現」(平成29年度ー32年度)が採択され、多くの成果を得、また高く評価されてきました。本研究センターはその後継として、麻布大学生物科学総合研究所に設置されたものです。これまでの高い研究力や多くの知見をさらに発展させ、ヒトと動物の共生を進め、両者の互恵的健康支援を進めてまいります。