地球共生系サイエンスワーク

2020年度より地球共生系サイエンスワークを開始します!

配当〔3年次 通年 2単位 自由 講義〕

コーディネーター 菊水 健史(介在動物学研究室)

■授業の概要

本学が平成28年度に選定を受けた私立大学研究ブランディング事業「動物共生科学の創生によるヒト健康社会の実現」に関わる研究アプローチや、その成果を担当教員の講義により紹介する。さらに、これをもとに各学科の学生グループが論文調査を行い、その概要を発表する。さらに、講義、論文調査・発表をベースとして、グループワークにより自らの研究プログラムへの応用を考え、発表する。これらを通じて、本学で行われている地球共生に対する取り組みを理解し、自らの(卒業)研究を進めるヒント・気づきを得る。

■教育目標(ねらい)

本学が平成28年度に選定を受けた私立大学研究ブランディング事業「動物共生科学の創生によるヒト健康社会の実現」の研究成果を理解し、これら研究成果やそのプロセスをアクティブラーニング的に学ぶことで、自らの卒業研究や「地球共生」にどう生かしていくかを考える力を身につける。

■教育目標(DPとの関連)

生命・環境科学部ディプロマ・ポリシー(1)から(5)全てに関連

■到達目標

1)「地球共生」に関わる研究アプローチやその成果について理解できる。

2)「地球共生」に関わる論文の内容を理解することで、サイエンスリテラシーを身につける。

3)論文読解やプレゼンテーションに関するグループワークを行うことで、サイエンスリテラシーとコンピテンシーを身につける。

■成績評価の方法・基準

成績評価の方法:プレゼンテーション30%、レポート・資料等30%、平常点40%(主体的な授業への参加を考慮する)

グループワークの部分については、教員並びに参加者の相互評価を実施する。

成績評価の基準:各評価項目60%以上で合格。

■教科書・参考文献

参考書「動物共生科学への招待 ヒトと動物と環境の未来をつくる」大学教育出版

■履修条件

大学2年生まで学んだ専門科目(例:分子生物学、生化学、生理学、解剖学、動物行動学、有機化学、環境科学など)の基礎的知識を身につけておくこと。

履修者多数(40名以上)の場合は、成績(GPA)による履修制限を設ける。

■授業時間外学習(予習・復習等)

論文を読解し、プレゼンテーションの準備を行うなどの予習時間が必要。

■課題に対するフィードバック

提出資料やプレゼンテーション資料については、担当教員やTAにより適宜添削しフィードバックする。

■オフィスアワー

http://www.azabu-u.ac.jp/for student/office.html

■連絡先

介在動物学研究室(7 号館 2 階)

kikusui ××@azabu-u.ac.jp



麻布大学 ヒトと動物の共生科学センター Center for Human and Animal Symbiosis Science

麻布大学では、文部科学省私立大学ブランディング事業にて「動物共生科学の創生による、ヒト健康社会の実現」(平成29年度ー32年度)が採択され、多くの成果を得、また高く評価されてきました。本研究センターはその後継として、麻布大学生物科学総合研究所に設置されたものです。これまでの高い研究力や多くの知見をさらに発展させ、ヒトと動物の共生を進め、両者の互恵的健康支援を進めてまいります。